学資保険のみ加入していれば教育資金は心配いらない?

加入をしていれば、何かと安心出来る学資保険。
今では多くのお子様を持つご家庭で学資保険に加入し、将来の教育費用として積み立てをされています。
学資保険に加入しておけば、満期時にお金がもらえるのはもちろんのことですが、もし万が一お子様が怪我や病気をしてしまった際に、その治療費の負担、また入院時にも給付金をもらうことの出来る特約を付けておくことでさらに安心してお子様の成長を見ていくことが出来ます。

しかし「学資保険に加入しているから、他に教育資金は貯蓄する必要ない」と思うのは大きな間違いと言えます。
現在の日本の状況を一度調べてみてください。
簡単にご説明させていただきますが、お子様が幼稚園に入園し、その後小学校、中学生、高校、そして大学へと進んだ場合には教育費用として総額1000〜2500万円必要なのです。

また全てが私立で、しかも有名な学校に通うともなると、2500万円でも足りないこともあります。
しかも最低の教育費用でも1000万円なのです。
学資保険というのは、月々の保険料が10000円だった場合、0歳から17歳まで支払い続けていたとしても満期額で200万円となります。

また月々30000円の学資保険の場合でも、同様の期間支払い続けていたところで500万円となります。
これでは到底今の日本で十分な教育を受けさせることは出来ません。
ですので残念ながら学資保険だけでは、とても余裕をもって教育費を捻出するのは難しいのです。

だからこそ、学資保険と平行して教育資金を別途貯蓄していく必要があります。
貯蓄するには銀行がオススメですが、万が一銀行が破綻してしまった場合にはペイオフ制度によって1000万円までしか保護されません。
そのため、十分な貯蓄をする余裕があるのでしたら、一つの銀行だけではなく、複数の銀行に分けて教育資金を貯蓄されることをオススメします。
「私の使っている銀行は大手だから絶対に安心」なんてことは無いのです。
お子様のためにも、もちろんご自分のためにも損をしない教育資金の貯蓄をしていくようにしましょう。

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